ACPCとは？コンサートプロモーターズ協会の紹介
1. 事業の実施状況
(1) ライブ・エンタテインメント事業に関する調査・研究
①正会員市場規模調査（毎年実施）
正会員を対象に市場（事業）規模及び実施公演等に関する調査を行った。
調査方法：アンケート調査（会員社74社：前年同期比+1社）
第1回：令和4年7月実施対象期間：令和4年1月～令和4年6月までの上半期
第2回：令和5年1月実施対象期間：令和4年7月～令和4年12月までの下半期
集計結果：令和4年1月～令和4年12月（通年）
公演本数：32,338本（前年比122.6%）
観客動員数：約4,831万5千人（前年比211.5％）
②ライブ・エンタテインメント事業における消費者保護の調査・研究
チケット転売サイト等での不正なチケット転売問題への対策について、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、コンピュータ・チケッティング協議会等の関係団体や電子チケット事業者等と協力してチケット適正流通協議会を運営し、ホームページでの情報発信や啓発活動を行い、消費者保護活動を行った。
また、チケット適正流通協議会として警視庁生活安全部および日本野球機構、読売巨人軍、ヤクルト球団とジャンルを越えて締結したチケットの適正な流通に関する協定に基づき、情報共有等の活動を強化した。
③新型コロナウイルス対策の調査・研究
新型コロナウイルスの感染状況に応じ、感染予防対策ガイドラインを改定するなど感染拡大防止対策を徹底し、会員社の公演開催に向けた支援を行った。またイベント開催制限および海外アーティストの入国制限緩和に向けて、音楽関連団体との連携を図り、政府・行政への働きかけを行った。
④分科会活動による調査・研究
地域性や共通のテーマによって構成された分科会において、下記の活動を行った。
INTERNATIONAL PROMOTERS ALLIANCE JAPAN（IPAJ）では入国審査の条件緩和および手続の簡素化に向けて出入国在留管理庁と継続的な協議を行った。本年夏から秋にかけて、条件が緩和された省令が施行される予定。
関西支部会では主にイベント開催制限の緩和やライブ・エンタテインメント事業者への支援について行政との協議・要請を行った。
⑤ライブ・エンタテインメント ラボによるライブ・エンタテインメント関連案件の調査・研究
下記の事案について調査・研究を行った。
・ハラスメント対応に関する調査・研究および対策ハンドブックの製作
・人材・資材不足、働き方改革への対応等の共通課題について日本舞台技術スタッフ団体連合会と協働
・ライブ・エンタテインメント白書の制作協力
(2) ライブ・エンタテインメント事業に関する研修会・セミナー等の開催
3年ぶりとなる人材育成研修会およびハラスメント対策セミナー、インボイス制度説明会を開催した。
＜人材育成研修会＞
日 時：令和4年10月17日(月)・18日(火)
会 場：琉球ホテル＆リゾート名城ビーチ
| 内 容： | ①沖縄アリーナ視察 ②コロナ禍での変化、人材確保・育成等をテーマにした分科会 / ハラスメント対策セミナー |
|---|---|
| 講 師： | SOMPO リスクマネジメント(株) 危機管理コンサルティング部グループリーダー 上席コンサルタント 古字 朗人 様 コーポレート・リスクコンサルティング部兼危機管理コンサルティング部 主任コンサルタント 西 彩奈 様 |
| 参加者： | 現地：144名（28社・役員24名含む） オンライン（ハラスメント対策セミナーのみ）：会員社83名(15社)、関係団体33名(3団体) |
<ハラスメント対策セミナー>
日 時：令和5年3月23日(木)13:30～16:30
会 場：DIAMOND HALL(愛知県名古屋市)
| 講 師： | SOMPO リスクマネジメント(株) コーポレート・リスクコンサルティング部兼危機管理コンサルティング部 主任コンサルタント 西 彩奈 様 |
|---|
日 時：令和5年3月24日(金)13:30～16:30
会 場：中之島フェスティバルタワー26 階会議室(大阪府大阪市)
| 講 師： | SOMPO リスクマネジメント(株) コーポレート・リスクコンサルティング部兼危機管理コンサルティング部 主任コンサルタント 西 彩奈 様 |
|---|
<インボイス制度説明会>
日 時：令和5年2月13日(月)15:00～16:40
形 式：オンライン
| 講 師： | 財務省主税局 税制第二課課長補佐 佐々木 辰実 様 財務省主税局 税制第一課課長補佐 田代 浩 様 |
|---|
(3) ライブ・エンタテインメント事業に関する教育及び就職支援事業
①東京工科大学メディア学部への寄附講座実施
人材育成支援及び文化・社会貢献の一環として、平成19年度より開設した寄附講座「ライブ・エンタテインメント論」を今年度も継続して実施し、令和4年9月27日から令和5年1月19日まで全14回の講義を行った。
| 日時 | 講師 | 所属/職業 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 令和4年9月27日 | 吉岡 英樹 | メディア学部講師 |
| 2 | 令和4年10月4日 | 山崎 和人 | (株)ヒップランドミュージックコーポレーション 制作本部 執行役員 |
| 平 大助 | (株)ヒップランドミュージックコーポレーション 制作本部 プロデューサー | ||
| 3 | 令和4年10月18日 | 松尾 健司 | (株)J-WAVE コンテンツマーケティング局エグゼクティブプロデューサー |
| 4 | 令和4年10月25日 | 山本 秀哉 | (株)ソニー・ミュージックエンタテインメント |
| 屋代 陽平 | |||
| 5 | 令和4年11月1日 | 水谷 紳吉 | (一社) more trees 事務局長 |
| 6 | 令和4年11月8日 | 奥谷 達夫 | 吉本興業(株) 代表取締役副社長 |
| 7 | 令和4年11月15日 | 夏目 公一朗 | (一社)アニメジャパン副理事長 |
| 8 | 令和4年11月22日 | 櫻井 うらら | (公社)ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 執行役員 |
| 9 | 令和4年11月29日 | 美藤 宏一郎 | (株)エムアップ 代表取締役 |
| 10 | 令和4年12月13日 | 松任谷 正隆 | 音楽プロデューサー |
| 11 | 令和4年12月20日 | 伊藤 亜由美 | (株)クリエイティブオフィスキュー 代表取締役 |
| 12 | 令和5年1月10日 | 堀 義貴 | (株)ホリプロ・グループ・ホールディングス 代表取締役 CEO |
| 13 | 令和5年1月17日 | 目黒 敦 | ウォルト･ディズニー･ジャパン(株) バイスプレジデント&ゼネラルマネージャー |
| 14 | 令和5年1月19日 | 小橋 賢児 | The Human Miracle(株) 代表取締役 クリエイティブディレクター |
（敬称略）
②日本工学院専門学校・日本工学院八王子専門学校への就職支援事業
就職支援に関する事業を継続して行った。
【企業セミナー】
日 時：令和4年10月25日(火)
形 式：オンライン
対 象：日本工学院専門学校・日本工学院八王子専門学校 ミュージックカレッジ在籍１年生
【その他】
企業紹介、求人情報の提供等
③昭和音楽大学との産学連携事業の実施
産学連携講座「音楽産業概論Ⅱ ライブビジネスと社会」に対し講師を派遣するなど、令和4年9月8日～令和5年1月12日(全14回)にわたり、人材育成支援を行った。
| 日時 | 講師 | 所属/職業 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 令和4年9月8日 | 鬼頭 隆生 | （一社）コンサートプロモーターズ協会 事務局 |
| 2 | 令和4年9月15日 | 中西 健夫 | （一社）コンサートプロモーターズ協会 会長 |
| 3 | 令和4年9月22日 | 高木 鉄平 | (株)ホットスタッフ・プロモーション |
| 4 | 令和4年9月29日 | 山口 三平 | 元(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント NY 駐在 |
| 5 | 令和4年10月6日 | 坂口 和義 | (株)クリエイティブマンプロダクション |
| 6 | 令和4年10月13日 | 椎葉 克宏 | コンフィデンス元編集長 |
| 7 | 令和4年10月26日 | 高橋 優 | アーティスト |
| TAKUMA(10-FEET) | |||
| 8 | 令和4年10月27日 | 吉田 雄生 | 元ワタナベエンターテインメント |
| 9 | 令和4年11月10日 | 森 正志 | ザ・フォレスト |
| 10 | 令和4年11月24日 | 寺﨑 秀臣 | 元東宝ミュージカル 昭和音楽大学 専任教員 |
| 11 | 令和4年12月1日 | 大山 桂佑 | シンガー、ソングライター、コーラスアレンジャー 昭和音楽大学卒業生 |
| 12 | 令和4年12月8日 | 柳樂 光隆 | 音楽評論家 |
| 13 | 令和4年12月15日 | 高野 修平 | トライバルメディアハウス |
| 14 | 令和5年1月12日 | 澄川 龍一 | アニメ音楽評論家、元リスアニ！編集長 |
（敬称略）
④近畿大学文芸学部への寄附講座の実施
ライブ・エンタテインメント分野における人材育成支援および文化振興の観点から、近畿大学文芸学部の協力を得て、「プロデュース論」において寄附講座を開講した。
| 日時 | 講師 | 所属/職業 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 令和４年7月7日 | 岩尾 知明 | (株)FM802 常務取締役 |
| 2 | 令和4年7月14日 | 奥谷 達夫 | 吉本興業(株) 代表取締役副社長 |
| 3 | 令和４年11月16日 | 柳井 貢 | (株)ヒップランドミュージックコーポレーション 執行役員 (株)MASH A&R 副社長 |
| 4 | 令和4年11月30日 | 石田 美佐緒 | (株)スペースシャワーネットワーク 上席執行役員 |
（敬称略）
⑤筑波大学情報学群への連携講座「ライブ・コンテンツ論」の実施
昨年度と同様に全回オンラインでの開催として、令和4年4月13日～6月22日(全10回)にわたり、講義を行った。
| 日時 | 講師 | 所属/職業 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 令和4年4月13日 | 中西 健夫 | （一社）コンサートプロモーターズ協会 会長 |
| 2 | 令和4年4月20日 | 小向 国靖 | (株)J-WAVE i 代表取締役社長 |
| 3 | 令和3年4月27日 | 石橋 素 | (株)アブストラクトエンジン 取締役 |
| 4 | 令和4年5月11日 | 本田 次郎 | TuneCore Japan(株) |
| 新妻 里華 | |||
| 5 | 令和4年5月18日 | 田邊 浩介 | (株)NHK エンタープライズ イベント・映像事業部 プロデューサー |
| 6 | 令和4年5月25日 | 高橋 明彦 | LINE MUSIC(株) 取締役 COO |
| 7 | 令和4年6月1日 | 伊藤 博之 | クリプトン・フューチャー・メディア(株) 代表取締役 |
| 8 | 令和4年6月8日 | 東田 高典 | ヒビノ(株) ヒビノビジュアル Div. |
| 田島 直人 | |||
| 9 | 令和4年6月15日 | 澄川 龍一 | フリーランス(元リスアニ! 編集長) |
| 10 | 令和4年6月22日 | レポート試験 | - |
（敬称略）
⑥群馬県立女子大学文学部への寄附講座の実施
全15回の寄附講座「音楽産業と文化・社会」にて、下記の講義を行った。
| 日時 | 講師 | 所属/職業 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 令和4年10月27日 | 市川 まどか | (株)エフエム群馬 アナウンサー |
| 西嶋 章行 | (株)ディスクガレージ | ||
| 2 | 令和4年12月22日 | 鬼頭 隆生 | （一社）コンサートプロモーターズ協会 事務局 |
（敬称略）
⑦青山学院大学青山スタンダード教育機関への寄附講座実施
青山学院大学青山スタンダード教育機関において、スポーツ・エンターテイメントの経済・社会的価値を理解し、業界で活躍できる人材育成を目的として、令和4年9月29日～令和5年1月19日(全14回)にわたり「スポーツ・エンターテイメント・ビジネス」を開講した。
| 日時 | 講師 | 所属/職業 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 令和4年9月29日 | 山本 幸治 | (一社)コンサートプロモーターズ協会 顧問 |
| 2 | 令和4年10月6日 | 福原 伸治 | 日本放送協会 人事局統括プロデューサー |
| 3 | 令和4年10月13日 | 長井 延裕 | (一社)コンサートプロモーターズ協会 常務理事 |
| 4 | 令和4年10月20日 | 近藤 憲彦 | (株)フジテレビジョン スポーツ局シニアプロデューサー |
| 5 | 令和4年10月27日 | SAM | TRF・ダンスクリエーター / ダンサー |
| 6 | 令和4年11月10日 | 内山 隆 | 青山学院大学総合文化政策学部 教授 |
| 7 | 令和4年11月17日 | 橋 克弘 | 放送作家 |
| 8 | 令和4年11月24日 | 鈴木 貴歩 | パレードオール(株)代表取締役 エンターテック・アクセラレーター |
| 9 | 令和4年12月1日 | 節丸 雅予 | ニッポン放送(株)ビジネス開発局長 |
| 10 | 令和4年12月8日 | 渡邉 賢一 | バリュー・デザイナー |
| 11 | 令和4年12月15日 | 笹井 裕子 | ぴあ(株) ぴあ総合研究所 取締役所長 |
| 12 | 令和4年12月22日 | 中井 秀範 | (一社)日本音楽事業者協会 専務理事 |
| 13 | 令和5年1月12日 | 鈴木 順 | (公社) 日本プロサッカーリーグ 社会連携部長 |
| 14 | 令和5年1月19日 | 中西 健夫 | (一社)コンサートプロモーターズ協会 会長 |
（敬称略）
⑧その他の講師派遣実績
| 日時 | 派遣先 | 講師 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 令和4年10月12日 | 明治大学(事前収録映像) | ACPC 中西会長 |
| 2 | 令和4年11月1日 | 日本音楽出版社協会 著作権管理者養成講座 | ACPC 中西会長 |
| 3 | 令和4年11月24日 | 電気通信大学 | ACPC 中西会長 |
(4) ライブ・エンタテインメント事業に関する情報の収集及び提供
①機関誌「A.C.P.C. navi」の発行
今年度より復刊・リニューアルし、下記3号を発行した。
・VOL.46：復刊号「音楽 4 団体座談会」等
・VOL.47：都倉俊一文化庁長官対談、関西エリア特集等
・VOL.48：特集「ライブ・エンタテインメントの働き方」等
②ホームページの拡充
会員、関係者及び消費者に向けて時事並びに約款等を掲示するとともに、本会の運営状況等の情報開示、新型コロナウイルス対応に関する活動情報を掲載し広報の強化を図った。
■令和4年4月22日掲載
関西支部会発足について
■令和4年6月23日掲載
音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを改定しました
■令和4年8月30日掲載
WEB 限定記事「音楽 4 団体座談会 失われた 2 年半、私達がやってきたこと これからもやり続けなくてはいけないこと」を公開しました
■令和4年11月4日掲載
音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを改定しました
■令和5年2月6日掲載
音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを改定しました
■令和5年3月9日掲載
音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを改定しました
③INFO メールの発信
ライブ・エンタテインメントに関する情報共有を目的とし、正会員に対し、事務局より適時メールニュースを発信した。今年度は主に新型コロナウイルス対応に関する最新情報および活動情報を発信した。
④会報等の収集
(5) ライブ・エンタテインメント事業に関する内外関係機関等との交流及び協力
①「第19回東京国際ミュージックマーケット（19th TIMM）」の制作・運営協力
経済産業省、映像産業振興機構（VIPO）及び（一財）日本音楽産業・文化振興財団が主催するミュージックマーケットの開催に協力した。
名 称：第19回東京国際ミュージックマーケット（19th TIMM）
形 式：渋谷ストリームホールおよびオンライン
会 期：令和4年10月17日(月)～19日(水)
内 容：（1）商談会 / ネットワーキング （2）ビジネスセミナー （3）ショーケースライブ
②Entertainment Committee for STADIUM・ARENA（ECSA）の運営協力
全国各地に勃興するスタジアム・アリーナ新設計画や、施設を基点とした地域活性化施策を受け、より持続可能な施設の発展に貢献するため、日本トップリーグ連携機構(JTL)と協議・連携し、ECSA の運営協力を行った。今年度は、B.LEAGUE クラブチームのアリーナ新設計画参画を中心に、施設の建設・運営・活用に関し、利便性に富んだ施設の在り方を提案した。
■新設アリーナにかかる意見交換・提言
| 対 象： | 三遠ネオフェニックス(B.LEAGUE) 川崎ブレイブサンダース(B.LEAGUE) ベルテックス静岡(B.LEAGUE) 秩父宮特別目的会社（新秩父宮ラグビー場整備・運営等事業） |
|---|---|
| 内 容： | 音響・照明・舞台等各種専門家から構成されるワーキンググループの組成 建設フェーズに応じた、施設スペックにかかる意見交換機会の調整・差配 |
■スポーツ庁調査事業への協力
| 内 容： | 国内／海外スタジアム・アリーナにおけるソフトコンテンツの優良事例および好事例分析 国内スタジアム・アリーナの現状や課題の整理、明確化 |
|---|
■ライブ・エンターテイメントEXPO へのセミナー参加
名 称：おいしいスタジアム 〜スポーツ・文化・エンタテインメント✕地域の魅力✕経済活性化のアイコンとして〜
会 場：東京ビッグサイト
会 期：令和4年7月1日(金)
内 容：地域に根差し、地域経済と持続可能な循環を担うスタジアム/アリーナの在り方についてディスカッション
③日比谷音楽祭への協力
日本の野外コンサートの歴史をつくってきた音楽の聖地「野音」を擁する日比谷公園で、素晴らしい音楽が体験できる、誰もに開かれた「フリーでボーダーレス」な音楽イベントの制作委員会に参加し、運営に協力した。
名 称：日比谷音楽祭 2022
日 程：令和4年6月3日(金)～5日(日)
会 場：日比谷公園 / 東京ミッドタウン日比谷
主 催：日比谷音楽祭実行委員会
(6) ライブ・エンタテインメント事業に関する知的財産権の維持・管理及び保全
一般社団法人日本音楽著作権協会演奏部と実務における課題について協議するため、定期的に担当者による運用調整委員会を開催した。また、担当役員が出席して定期的に開催される連絡協議会においては、使用料規定改訂に向けた協議を継続的に行った。
(7) ライブ・エンタテインメント事業に関する音楽著作物の使用許諾申請及び楽曲報告等の手続代行業務
一般社団法人日本音楽著作権協会との団体協定に基づき、会員が開催する公演で使用される音楽著作物の使用許諾申請、支払、楽曲報告の手続代行業務を行った。
(8) ライブ・エンタテインメント事業に関する苦情処理及び相談
ライブ・エンタテインメント約款を、本会並びに会員社、また各プレイガイド等の媒体を利用して消費者に向けた普及・啓発活動を行った。また、チケット高額転売に関する一般のお客様からの苦情・問合せを集約し、関係各所との情報共有を行った。
(9) ライブ・エンタテインメント事業に関する各種代行業務
①保険制度の実施及び研究
②フラワーシップサービスの実施
なお、フラワーシップサービスについては諸般の事情により、今年度で事業を終了する。
(10) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
本会会員事業者が各種補助金事業に申請するにあたり、申請作業のサポートを行った。
■コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金
J-LOD(3) withコロナ時代におけるエンタメビジネスを行う事業支援
事業期間：令和4年3月28日(募集開始)～令和5年3月31日(補助金支払期限)
申請件数：2,229件
補助金額：約556.5億円(コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費J-LOD(1)～(5)全体)
■令和 3 年度補正予算 文化芸術振興費補助金
統括団体によるアートキャラバン事業(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)
補助対象期間：令和4年2月1日～令和5年1月31日
申請社数：11社
補助金額：約4億1千4百万円
| 役 職 | 氏 名 | 所 属 |
|---|---|---|
| 会 長 | 中西 健夫 | (株)ディスクガレージ |
| 副 会 長 | 伊神 悟 | (株)サンデーフォークプロモーション |
| 専務理事 | 鏡 孝彦 | (株)グリーンズコーポレーション |
| 常務理事 | 清水 直樹 | (株)クリエイティブマンプロダクション |
| 田山 順一 | (株)ブルーモーメント | |
| 辻居 幸一 | 中村合同特許法律事務所・弁護士 | |
| 長井 延裕 | (一社)コンサートプロモーターズ協会 | |
| 横山 和司 | (株)ホットスタッフ・プロモーション | |
| 若林 良三 | (株)ウエス | |
| 理 事 | 荒木 伸泰 | (株)キャピタルヴィレッジ |
| 飯島 則充 | (株)プロマックス | |
| 上田 博之 | (株)サウンドクリエーター | |
| 岡田 哲 | (株)夢番地 | |
| 岡本 有史 | (株)キョードー東京 | |
| 加来 聖子 | (株)GAKUON ユニティ・フェイス | |
| 倉田 哲伸 | (株)キョードー西日本 | |
| 源野 栄治 | (株)ヤング・コミュニケーション | |
| 後藤 新治 | (株)キョードー北陸 | |
| 齋藤 誠 | (株)キョードー大阪 | |
| 佐藤 寿彦 | (株)ジー・アイ・ピー | |
| 玉乃井欣樹 | (株)デューク | |
| 長澤 通孝 | (株)ウドー音楽事務所 | |
| 袴田 和弘 | (株)キャンディープロモーション | |
| 舟津 洋輔 | (株)ビッグイヤーアンツ | |
| 山中 達也 | (株)ソーゴー東京 | |
| 山本 博之 | (株)マウントアライブ | |
| 渡邊 邦夫 | (株)ディスクガレージ | |
| 監 事 | 永田 友純 | (株)ホットスタッフ・プロモーション |
| 山崎 芳人 | (株)キョードー東京 |
