去る2月28日、平成23年度ACPC人材育成研修会が、SHIBUYA-BOXXにて開催されました。振り返れば東日本大震災が発生したのは昨年度の研修会の開催直後。あれから1年が過ぎ、全国の会員社の皆さんが一堂に会し、近況報告や業界の未来を語り合える貴重な機会になりました。今年度も前回同様2講演に加え、懇親会も実施。講演については4面で、講演に先立って行なわれた山崎芳人会長によるACPCの活動とライブ・エンタテインメントの現状報告は下記にダイジェストを掲載しました。
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。
平成23年度ACPC人材育成研修会
震災後、全国会員社が初集合した貴重な機会
原点を見つめ直すための「交流」
ACPCの人材育成研修会は、その名の通り、各ジャンルのエキスパートをお招きし、人材育成のための講演プログラムを提供する場ですが、それだけではなく、会員社間の交流も大切な目的の一つです。講演終了後は、SHIBUYA-BOXXだけではなく、隣接するWIRED CAFE FITも会場に加え、名刺交換会&パーティーを実施。その後、会場をSPACE SHOWER TV THE DINERへ移した親睦会も行なわれ、交流の夜は続きました。今年度は講演でも、寺岡呼人さんが原点回帰の大切さを語ってくださり、また、ACPCの根幹であるJASRACとの団体協定についてのレクチャーも行なわれました。ともにコンサートプロモーターにとって、そしてACPCにとって原点とは何か?を考える上でのヒントに溢れた内容でしたが、全国の仲間達と実際に顔を合わせて語り合った時間も、原点を見つめ直すためには有効だったのではないでしょうか。