ACPCの正会員社として、新たにトラスト企画クリエートが加盟しました。同社はこれまで賛助会員社としてACPCにご協力をいただいていた、北海道を拠点とするコンサート・プロモーターです。このたびの正会員加盟に合わせて、改めて同社をご紹介するため、企画営業部・伊東竜也さんにアンケートにお応えいただきました。
御社の沿革を教えてください。
現在代表者の乾優が1984年に創業し、主にコンサートなどのステージイベントの提供を行なっていました。92年に法人化、97年に現在の商号へ変更しました。この頃より主催コンサートの比重が高くなり、現在に至っています。現在ではコンサートの主催を主として、コンサート・ディナーショーの企画提供も行なっております。
手掛けている公演には、どのようなものがありますか
五木ひろし、天童よしみ、吉幾三、島津亜矢など演歌のコンサートを中心としていますが、海外アーティストの他、演劇・ファミリーコンサート等、様々なジャンルを手掛けています。
現在のコンサート市場をどうご覧になっていますか。
演歌系の公演が多いので、やはり客層は50代以上になるのですが、その世代でも演歌を聞かない方が多かったりします。演歌しか聞かないというお客様も、高齢になっていらっしゃいますので、会場まで足を運ぶのが大変との声を聞くことも多く、チケット販売が難しい時代だと感じています。
ACPCに加入した理由、ACPCに求めることを教えてください。
音楽業界の状況を把握したいということと、著作権使用料の面でもJASRACさんと団体協定を結ばれているとのことで加入いたしました。音楽業界が今後どのような方向に向かって行くか、情報を共有できればと思います。