公演会場復旧のため、ぜひ、お力をお借りできれば
2011年3月11日14時46分、M9.0、未だかつてない未曾有の災害が東日本を襲いました。この度の震災で失われたものの大きさには、本当に言葉がありません。
ライブ及びエンタテインメント産業への影響だけを見ても、東北の各社をはじめ、全国的にイベントの延期・中止がありました。
私どもキョードー東北でも、多数の公演が中止もしくは延期になったのも事実です。
しかし現状の問題は、仙台と福島・郡山の各公演会場(ホール)が震災の影響で破損してしまい、全く復旧の目処がたっていないということです。今現在、会場側に対して、破損状況の報告書や今後の復旧の見通しに関する状況報告書の提出を依頼しておりますが、まだ報告書をいただけない会場もあります。いかに正しい破損状況を関係各位の皆様にご報告できるのか、今後の見通しのためにも必要なことだと思いますので、引き続き確認をしていきたいと思います。そしていかに、早急に復旧作業に取りかかっていただけるのか、また、入場者への安全性が確保できない限りは、公演は行なえないということもご理解いただきつつ、1日でも早い復旧を熱望している次第であります。
我々には、一つ一つの公演をお客様に届けていくことしかできませんが、その中から元気になっていくことも一杯あるかと思います。
そのためにも、会館復旧のため、ぜひ、お力をお借りできればと思います。
今、東北地方はどん底の暗闇の中かもしれません。しかし皆が力を合わせ、そして常に前を向いて歩いていければ、その先には、また、明るい未来とみんなの笑顔が戻ってくると信じています。
その時まで、社員一同一丸となって、がんばりたいと思います。
この度、東北地方太平洋沖地震で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈りいたします。