ACPCの社会貢献事業のひとつである東京工科大学での寄附講座「メディア特別講義II ライブ・エンタテインメント論」は、4年目を迎えた2010年度(2010年9月?2011年1月/全14回)も好評のうちに修了いたしました。
今年度の講義については、昨年12月14日の回までを本紙前号にてご紹介しましたが、その後も、12月21日にライブと音楽著作権の関係をレクチャーした北田暢也さん(日本音楽著作権協会 常任理事)、今年1月11日には現場感覚に基づいたライブ論を展開した野村達矢さん(日本音楽制作者連盟 理事/ヒップランドミュージックコーポレーション 取締役執行役員/ロングフェロー 代表取締役社長)、同18日に国のコンテンツ振興策を解説した高柳大輔さん(経済産業省 メディアコンテンツ課 課長補佐)が登壇。今年度も全14回の講義が、コーディネートを担当した反畑誠一ACPC顧問のコンセプト通り、ライブ・エンタテインメント産業を俯瞰した1冊の書籍のような内容になりました。レギュラー化した講師陣の方々の充実した講義に加えて、中井秀範さん(吉本興業/吉本お笑い総合研究所)、広瀬香美さん(シンガー・ソングライター)、高橋衛さん(三菱総合研究所)、北田暢也さん(前出)、野村達矢さん(前出)、高柳大輔さん(前出)といった、今年度新たに講師陣に加わっていただいた方々も、新鮮な視点を提示してくださいました。
本講座の実施にあたり、佐々木和郎メディア学部教授をはじめ、大学関係者の皆様にお礼申し上げます。
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。