購入者の「安心」と啓蒙活動の浸透を目指す新たな偽造チケット対策
正規のチケット販売ルートであることを証明するOTMマークの一斉表示が開始。
コンサート・プロモーターやチケット事業者にとっての懸案事項の一つに、偽造チケット問題があります。ネットオークション等の流通過程や、会場における発覚事例も報告されており、ACPCでは、イープラス、CNプレイガイド、ぴあ、ローソンチケットが加盟するコンピュータ・チケッティング協議会と対応策を検討してきました。チケット券面での技術施策と同時に、ユーザーに対する偽造チケットへの注意喚起(啓蒙活動)の重要性も考慮し、「正規販売ルート」の証明マークを掲示していく運びになりました。このOTMマークはACPC正会員社およびコンピュータ・チケッティング協議会加盟社のWEBサイトを中心に、9月1日からの一斉掲示を予定しています。
お客様に安心してチケットをご購入いただくために
<OTMマークについて>
最近、お客様同士による売買や、インターネット・オークション、金券ショップ等において偽造チケットが流通しております。
ご購入されたチケットが偽造チケットであると判明した場合、コンサートやイベントへの入場をお断りしておりますので、チケットは正規販売ルートでご購入いただきますようお願い致します。
社団法人全国コンサートツアー事業者協会(A.C.P.C./ 以下「当協会」という。)では、お客様に安心してチケットをご購入いただくための環境作りを目的として、正規のチケット販売を識別できるOTMマークを作成しました。当協会が発行元となり、2008年9月1日より運用を開始しております。
このマークはコンサートチケットの発券元となる当協会加盟のコンサートプロモーターが直接販売するチケットを対象に、プロモーター、プレイガイド等のWEBサイトのトップ画面および店舗等で表示されるものです。今後はさらにマークの使用許諾を推進し、順次、範囲を拡大していく予定です。
お客様は、このマークを確認することによって、当協会加盟のコンサートプロモーターが提供する正規チケットであることを識別できるようになり、安心してチケットをご購入いただけることを目的としています。