昨年12月12日、衆議院第1議員会館にて、超党派のチケット高額転売問題対策議員連盟が総会を開催し、自民党、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会、無所属の会、希望の党から多くの議員が参加しました。同会は「チケット高額転売規制法」成立の報告会として行われ、宮内秀樹衆議院議員の進行のもと、まず三谷英弘衆議院議員が法律成立の経緯を報告。ライブ・エンタテインメント議員連盟会長である石破茂衆議院議員をはじめ、各議員から「今後は法律の実効性が重要になってくる」との見解も示されました。
ACPC、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、コンピュータ・チケッティング協議会の音楽関連4団体も出席し、中西健夫ACPC会長は「この法律をグローバル・スタンダードとして誇れるものにしたい」と発言。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の室伏広治委員、日本2.5次元ミュージカル協会の松田誠代表理事、帝国劇場の阿部聖彦支配人、日本野球機構の加賀山昭宏事業本部長からも発言があり、音楽、演劇、スポーツ界がこれからも足並みを揃えて転売対策にあたっていくことが強調されました。