ACPCの設立30周年を記念して行われたパーティーは、これまでライブ・エンタテインメントの発展のためにともに歩んできてくださった皆様、そして、これからより良い未来のために一緒に課題に立ち向かっていく方々に感謝の気持ちを伝える一夜になりました。また、映像でコメントを寄せてくださった松任谷由実さん、さだまさしさん、桜井和寿さん(Mr. Children)、桑田佳祐さん(サザンオールスターズ)の言葉からは、アーティストとコンサートプロモーターの強い絆が感じられました。
撮影:小嶋秀雄
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。
A.C.P.C. 30th ANNIVERSARY PARTY
30周年を迎えたACPCから感謝の気持ちをお伝えするための一夜
主催者挨拶
来場者への感謝の意を述べた後、現在のライブ・エンタテインメントの周辺にある課題を挙げ、「テクノロジーが進化しても、ライブの原点は変わりません。原点を見つめながら、いま起きている問題の解決に向けて、できる限りのことをやっていきたいと思います」と力強い言葉で締め括りました。
来賓挨拶
「チケットの高額転売問題などは個々の会社で対処するのが難しく、業界が一致団結して成果を挙げつつあります。ACPCの皆さんが取り組んでいる問題を我々もひとごとと思わず、手を携えて取り組んでいきたいと考えています」
来賓挨拶
「私もライブハウスで仕事をしていた経験がありますので、アーティストがライブを通して成長していく喜びはよく分かっているつもりです。課題も多いですが、市場をより拡大していくために、今後もACPCの方々と協力していきたいと思います」
来賓/乾杯の挨拶
「Jリーグ設立の際はコンサートの収益構造を参考にさせていただきました。東京オリンピック・パラリンピックを前に、音楽業界とスポーツ業界がリンクしないと、良いアリーナは作れません。ともに協力して日本にアリーナ文化を定着させましょう」
来賓挨拶
チケットの高額転売問題で力を尽くしてくださっている国会議員の方々にもご来場いただきました。山下法務大臣、石破議連会長には挨拶もお願いしました。
中締め挨拶
中締めの挨拶として、伊神副会長はACPCの二代目会長を務めた故・井上隆司さんの思い出を語り、宮垣睦男初代会長は「ACPCを今後40年、50年と続けていくためには、今日お集まりいただいた皆様のお力が必要です」と場内に呼びかけた。写真左はパーティーの司会を担当してくださったテレビ朝日の武内絵美アナウンサー。