2010年3月31日をもって、惜しまれながらその営業を終了する大阪厚生年金会館にて、2月16日に「感謝の集い」を旨とするセレモニーが開催されました。同館のホール機能存続を訴え続けてきた在阪のプロモーターを含むホール利用者に加え、同館のブライダル、集宴会、ホテルやレストランの利用者、および地域自治体や地元町内会の方々など、同館と縁のある多数の方々が参加。会館にまつわる思い出を語り合いました。
同館は昭和43年に大型の文化施設として設立され、42年にわたり営業、ホールだけでのべ3200万人、同館全体では約4200万人の方々に利用されてきました。ホールを中心に行なわれる文化的事業の発展を支え、地域振興にも大きな役割を果たした、関西の文化的なシンボルでもある同館。そこから生まれた人の輪の大きさ、会館の存在意義を痛感させられる催しとなりました。