会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

ACPCの専務理事であり、大阪のプロモーター・グリーンズコーポレーションの代表取締役社長、鏡孝彦による連載コラムです。

鏡孝彦ACPC専務理事
(グリーンズコーポレーション代表取締役社長)

過渡期のキモ

この号が出る頃は、抜ける様に澄んだ青い空の下、フェスやイベント真っ盛りの時ではないでしょうか! もう日焼けバリバリですわ~という方も少なくないと思われます。が、最近の日本は何か抜け切れないというかハッキリしないというか、どうなのでしょうか、皆さん? そんな中、10代の方達の頑張りが、光をくれている感があります。卓球、水泳、サッカー、野球、そして忘れてはならない将棋。29連勝の藤井くん、すごいですね。号外まで出ましたからね~。

新聞といえば、皆様、見て頂けましたでしょうか。5/31、6/1と展開された意見広告「チケットは、お金儲けの道具ではありません」「アーティストとファンを結ぶ架け橋です」。そして関係4団体の主導で始まった<チケトレ>。現時点では紙チケットのみの取り扱いですが、今後どんどん改定をされてお客様、そしてアーティストにとっても良いものになっていくと思います。期待して下さい。

今、色んな事が過渡期にあると仰る方が多くおられます。私もその様に思ったりもします。言い尽くされていると思いますが、IT(今やIoT)の発達により人の生活や働く環境が変わり、音楽の楽しみ方も変わりました。所謂ヒットの基準も変わりました。リミットの無かった音源販売から、キャパシティのあるライブへとビジネスの中心も移ってます。楽曲管理の面では、「ブロックチェーン」の時代が来るとも言われてます。各々が、働き方改革をしないといけない時なんだと感じてます。2020が、やっぱりキモですよね? 事務局の鬼頭くん!てことで、焼き鳥行こ!


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