昨年4月1日の「障害者差別解消法」施行により、〈障害者に対する不当な差別的取り扱い〉が禁止され、〈負担が重すぎない範囲での合理的配慮〉が努力義務と定められました。これはACPC人材育成研修会でも重要なテーマとなり、前号では同法施行の背景とその狙いをレポート。今号では障害者対応の実情を把握するため、ACPC正会員にアンケートをお願いし、21社よりご回答をいただきました。結果、障害者の方々にライブ・エンタテインメントを楽しんでいただけるように、会員社の皆様が細かな配慮をしている一方で、多様化するご要望や、公演ごと・会場ごとに異なる条件下での対応に苦慮されている状況が改めて明らかになりました。
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。