ACPCでは全国の正会員社を対象に、ライブ・エンタテインメント市場の調査を実施しています。この調査報告は1989年より始まり、コンサートプロモーターの事業活動およびライブ市場の動向をデータ化した国内唯一の資料として、調査を重ねて参りました。このたび、平成28年上半期の調査データを発表いたします。
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。
平成28年上半期ライブ・エンタテインメント市場調査発表
ACPCからのご報告、音楽業界のビジネス・ニュースをお伝えする情報アリーナ
基礎調査概要
調査期間 : 平成28年1月1日〜6月30日
会員社数 : 63社(前年同期比 +1社)
総公演数 : 13,462(前年同期比 -457本/比率96.7%)
総動員数 : 1915万4161人(前年同期比 -69万3433人/比率96.5%)
総売上額 : 1121億0541万円(前年同期比 -153億6276万円/比率87.9%)
※ACPC正会員社が調査対象のため、日本全体のライブ市場データとは異なります
※データの詳細は、ACPCのホームページhttp://acpc.or.jp/にて発表します
平成28年上半期は、改修に伴う閉鎖が大阪城ホール(1月7日〜3月6日)、横浜アリーナ(1月12日〜6月30日)、さいたまスーパーアリーナ(2月15日〜5月11日)で重なりました。この閉鎖による減少分(※平成27年の同期間に、各会場で実施された公演を元に算出した参考値)は、3会場で116公演。動員数は131万2400人、市場規模は100億3430万円が減少しました。さらに大都市のアリーナの集中的な閉鎖で、全国ツアー開催を回避したアーティストも多く、実際の減少分はより大きいと見られます。