会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

ACPCの専務理事であり、大阪のプロモーター・グリーンズコーポレーションの代表取締役社長、鏡孝彦による連載コラムです。

鏡孝彦ACPC専務理事
(グリーンズコーポレーション代表取締役社長)

台湾のチケット&会場事情

2月は2週間強、寝不足が続いたのではないでしょうか、皆様? 終わってしまいましたね、ソチ五輪。雪の無い? 少ないソチ。メダルの数以上の感動に、本当に涙腺が緩くなってしまったと思うこの期間、我々ACPC理事(一部)は台湾へ視察に訪れました。台北アリーナ等の大会場からライブハウスまで、計6カ所を見学。そして数社の現地プロモーターの方との懇親会と、結構精力的に回りました。ロック・フェス「Hostess Club Taipei 2014」の視察では、もう既に開演しているのに、皆さん雨の中を何の文句も言わずに1、2列で順序良く並んで入場してはりました。3,200TWD(約10,700円)の入場料ですよ。外国人(私達にとっても)のショーケース的なイベントでしたが、海外アーティストはその位の料金が通例の様です。ちなみに韓国アーティストは人気もある所為か、もうちょっと割高です。チケットの販売はコンビニが主流の様ですが、手数料は日本より割安との事。日本のプレイガイドの方々、ひとつ宜しくお願い致します。

台北アリーナは座席が色分けされており、各々の公演で色毎に料金が違う設定の様です。また、上の方の座席は横に30席以上並んでおり、日本では考えられない光景。消防法が無いとか。土曜の公演の場合、月曜から仕込むのが通例らしく、夜間の準備はあまり無い様ですね。1週間で2公演、成り立つのか?? アリーナ等の大きな公演のプロモーションの主流は新聞との事です。何か、見た事聞いた事を羅列してしまいましたが。

言葉の違いはあれど、上質のコンテンツを提供する事でどんどん開拓出来そうな気がしました。皆さん、コンテンツ持って行きましょう!! 私、台湾から帰って急いでオリンピック見続けました。これって応急措置。誰のギャグやねん!


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