書籍名:THE SHOOT MUST GO ON 写真家鋤田正義自らを語る
出 版:K&Bパブリッシャーズ
一般社団法人コンサートプロモーター協会
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会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。
ライブ・エンタテインメント業界人必読!
コンサートプロモーターが今、読むべき本を毎号紹介します。
書籍名:THE SHOOT MUST GO ON 写真家鋤田正義自らを語る
出 版:K&Bパブリッシャーズ
書籍名:ロックンロール・フォトグラフィティ 長谷部宏の仕事
出 版:シンコーミュージック・エンタテイメント
ライブはその時に会場にいなければ体験できない「一期一会のエンタテインメント」だが、録音や映像、写真などによって記録され、広く語り継がれる場合もある。中でも写真は、一枚の作品でライブの素晴らしさを伝える力を秘めており、撮影者である写真家はライブの目撃者であり、その魅力の伝道者にもなり得る。
音楽関連の仕事では、日本でも最も長いキャリアを誇る二人の写真家の回想録が発売された。1930年生まれの長谷部宏氏は、日本で初めてビートルズを撮影した写真家であり、洋楽の黄金期を象徴する雑誌『ミュージック・ライフ』を拠点に、数々の来日公演を中心に撮影。1938年生まれの鋤田正義氏は、72年にロンドンでT-REX、デヴィッド・ボウイを撮影した後、YMOなど国内アーティストも被写体とするようになった世界的な写真家。両冊とも自身の全キャリアを振り返る内容なので、ライブについての記述だけではないが、後世に語り継がれることになったステージでのパフォーマンスを語る証言も多く含まれており、コンサートプロモーターにとっても必読の書である。