会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。

ACPCの専務理事であり、大阪のプロモーター・グリーンズコーポレーションの代表取締役社長、鏡孝彦による連載コラムです。

鏡孝彦ACPC専務理事
(グリーンズコーポレーション代表取締役社長)

“フェス”が帰ってきました

寒暖差のキツい時期を過ぎ、暑い夏がもう、すぐそこ。如何お過ごしですか? 皆様。大阪の夏は、とりあえず暑い、湿気が多い、不快指数めちゃ高いという感じですが、まだ肌寒かった4月、とうとう帰ってきました、大阪が誇る世界の“フェスティバルホール”(以下、フェス)。4月3日に開業式典、10日に再開の杮(こけら)落し公演でした。

まず、フェスに行く為にビル正面から入ると、赤絨毯の大階段のお迎え。各催しのクオリティをここから物語ってくれている様な。エントランス・ホワイエへ入り、緩やかなエスカレーターでメイン・ホワイエに入ると、3層吹き抜けの豪華な非日常的空間。公演を観覧するお客さんの気持ちを高めていってくれます。そして、舞台がでかい。間口30mは変わらずですが、舞台の総面積は旧ホールの倍あります。搬入のエレベーターもでかい。そして楽屋が、ひろ〜い。部屋がこんなにあるのか〜。端から端まで動くと結構大変!って感じでしょうか。また、このフェスで様々な催しが行われ、旧フェスの50年を超える歴史を創っていくのだと思います。あれだけの歴史の音をしみ込ませた旧フェス。若いフェスもそれに負けじと、より多くのエンタテインメントを吸収して、(旧フェスの)「神様が作ったホール」とは違った賞賛を受ける事になるでしょう。その中に大阪発・関西発のオリジナルコンテンツを、一つでも多く創造し続けていきたいと思いました。関西の皆さん、頑張りましょう!

あっそうそう、B1に「インデアンカレー」戻ってます。明日、行ってこよ。もひとつ、「こけら」と「かき」、同じ漢字に見えるけど全然違ってます。知ってました?


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