対応が必要な状況、お客様の要望やトラブル
聴覚障害があるお子様が会場で迷子になった。
対応の内容
お子様の身なりの特徴を詳しく伺った上、人海戦術での捜索。発見後もお子様はこちらの声が聞き取れないため、不審に思われ逃走されました。保護した後も話ができず、無理はせずに様子を見て、保護者が到着するのを待って対応しました。
その後の展開、予防策
視覚を通して確認できる準備をした上で、捜索することが重要だと思いました。
一般社団法人コンサートプロモーター協会
サイトTOP>会報誌 ACPC navi>AUTUMN 2017 VOL. 35>全国会員社で行われている障害者対応の現状②
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。
聴覚障害があるお子様が会場で迷子になった。
お子様の身なりの特徴を詳しく伺った上、人海戦術での捜索。発見後もお子様はこちらの声が聞き取れないため、不審に思われ逃走されました。保護した後も話ができず、無理はせずに様子を見て、保護者が到着するのを待って対応しました。
視覚を通して確認できる準備をした上で、捜索することが重要だと思いました。
障害者スペースへの案内時における確認事項
現状ではお客様からの事前連絡を受けて、公演当日に障害者スペースにご案内している。
障害者手帳の確認は必要なのか? 証明書などを忘れた場合の対応はどうすればいいのか、方針を定める必要があると思います。
立見で購入のお客様から車椅子スペースへの移動を希望され(この方は松葉杖)、指定席との差額500円をお支払いいただくよう求めたところ差別だとクレームを受ける。
車椅子スペースは椅子をご用意した指定席エリアになるため、指定席料金をいただくのであって、差別をしているわけでは全くないとご説明。ご納得いただけなかったため差額分を返金し、車椅子スペースをご用意した。
障害者がある方であれば、立見券でも指定席で観られると定着してしまうおそれがあります。合理的な配慮とはどのレベルなのか、対策が必要と感じています。