ACPCが寄附講座を実施している3つの大学の特色を紹介した後、森川さんの進行でリクルーティングについてのディスカッションが行われました。「学生は求人票の雇用形態、月給、休みに注目しますが、どんな人材を求めているのかがわかりにくいので、具体的にどんな勉強をするといいかを提示していただけるとありがたいです」と大原さん。「音楽産業に興味のある学生は多いものの、求人票は少ないですね。インターンシップで1日でも現場でお手伝いすれば、学生の向き不向きも判断できると思うので、機会を与えていだたけるとうれしいです」と土井さん。「音大だけに3分の1は音楽関係の仕事に就きたいと希望していますが、なかなか難しいのが現実です」と森川さん。会場の加盟社のスタッフからは、「基本的なマナーが身についていて、現場で先回りしてものを考えられるような人材を求めています」と学校側への要望も聞かれるなど、今後のリクルーティングについて貴重な意見が交わされました。
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。