学生時代に経験した会場運営のアルバイトからこの業界に入られたというお二方から、アルバイト不足と障害のあるお客様への対応についてお話いただきました。アルバイトが集まらず、なかなか長続きしないのは、勤務時間や現場が直前でないとわからないなど、スケジュール調整の難しさや、休憩時間や控え室がない、スタッフの指示対応がわかりづらいなど労働環境・条件の不備が挙げられます。お二方からは「搬入搬出業務で、指示が伝わらないまま働いてケガをした事例もあります。バイトをしたいと思ってもらえる環境づくりを考えていく必要があります」「障害者の方への対応も統一したルール作りが重要です。どちらの問題もコンサートの現場に関わる皆さんが一緒に考えれば、解決策が見つかるのではないでしょうか」などのご意見もいただきました。
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。