公演前日のお昼頃:17% 公演の24時間前:17%
公演当日の朝:25% 公演当日のお昼頃:21%
その他:20%
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。
自然災害対策 会員社アンケート結果報告 2019年、大きかったライブ・エンタテインメントへの影響
【Q2】公演の中止/決行の判断を告知する、おおよそのタイムリミット
告知タイミングが公演の規模や状況でケースバイケースなこともあり、回答に幅がありますが、「当日の昼が基本的なリミットだが、交通機関の計画運休や台風の予報によっては、それより早いタイミングで発表する」など、状況次第で早め早めの判断がなされる傾向がありました。また、その他の回答として、「開演時間の概ね5時間前、出演者の状況による」と状況を見極める回答や、「来場者や出演者、スタッフなどが会場へ向かう前に中止の告知ができるようにしている」「お客さんの移動手段が一番気になるところ。48時間、24時間、12時間、8時間、6時間、4時間の間隔で決定を出来るように努力する」「お客様が若年層の場合は前々日に判断の場合もあり」なども寄せられました。
【Q3】災害対応として、各社で始めた取り組み
お客様対応
・事前に自社サイトでまとめページの作成
・SNSでの情報収集&拡散
・土日祝日の公演時の電話対応やHPの情報更新
・普段発信するメールマガジン等に、Twitterのフォローをお願いする一文を入れるようになった
・HPに「開催の可否に関する情報は○日の○時に更新します」などを発表すると、お客様の利便性も高まり問い合わせが減る
・来場者への避難場所の事前案内
・係員への事前教育
災害そのものへの対応
・保険への加入、野外公演はステージ部材の強化、撤去判断のタイミングを早める
・気象専門家の現地配置
・避雷針の設置
・野外ライブは自然災害が比較的多い時期での開催を止め、5~6月の時期に移動させている
・野外を避けインドア開催、またはインドア条件が備わった会場の選定
・十分な避難場所が確保可能な上での会場選定
・台風シーズンは屋外のイベントはもちろん、屋内のイベントでも興行中止保険に入るようになった(長期間催される催事等は除く)