前日のパーティーにてDVDで配布された30周年記念映像作品『HISTORY OF LIVE ENTERTAINMENT IN JAPAN』が講演前に上映。同作品はACPC歴代会長の証言を中心に、貴重なコンサート映像や写真(ステージ写真だけではなく、加盟社のご協力のもと集められた貴重なチケットやコンサートパンフレットも撮影)で構成されたものでしたが、続いて行われた講演はまさにその「ライブ版」。中西会長からの質問に答える形で、会長経験者の皆さんが団体の歴史を振り返り、若い加盟社スタッフに向けてアドバイスを投げかけてくださいました。そもそもACPCはなぜ誕生し、現在に至るまで存在し続けているのか。宮垣さん、永田さん、山崎さんはなぜコンサートに関わる仕事を始めたのか。今なおコンサートプロモーターという職種に魅力を感じているのは、どんなところなのか――団体の、そしてライブ・エンタテインメントに携わる人々の原点を確認できた、30周年にふさわしい講演になりました。
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。