会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。
エリア別 アルバイト不足の状況
北海道
- 8年程前から、特に大型会場の仕込・撤去で不足する傾向がある
- 3～4年前から、平日の会場設営や撤去作業の人員が特に不足している
- 5年程前より札幌以外の都市（特に旭川・函館）でアルバイトが集まりづらくなってきている。また、アルバイトリーダーとなる人材の不足の為、札幌から地方都市へアルバイトリーダーを派遣し、地元のアルバイトを加えて運営をしている状況。解決策が無く、今後も地方都市での開催の際は不安が伴う
- 全体的に見れば不足はないが、時期によっては不足する場合がある。学生の試験時期や、夏フェスなどの大規模イベント時期は集まりが良くない
- 時期によっては不足する（他社の公演と重なる、雪まつりのようなロングランイベントと重なる場合など）
東北
- 2010年頃から年々厳しい状況になってきていると感じている。特に足りないのは搬入出作業
- 4～5年くらい前から不足している。特に不足を感じるのは設営作業等の男性アルバイト
- 慢性的なアルバイト不足だった所へ、3.11の震災以降は特に仙台及び宮城県エリアでのコンサート及びイベントが急増したために、深刻なアルバイト不足に陥っている
関東
- 3～4年前ごろより、不足している実感がある
- 公演が重なる週末等に、アルバイトの人数というより人材が不足する事がある。特に、小規模ライブハウスでは少人数で現場を行う中、誰でも良い訳では無く、結果ある程度の経験があるアルバイト中心で回す事が多くなり、人材不足を感じてしまう。また、大規模会場では「搬入・搬出の作業をやりたくない」といった声を耳にした事もある
- 特に不足は感じない
- 他社に依頼している
- 現状は足りているが、今後不足する可能性はあるかと思う
- 人数は集まるが、アルバイトの質が落ちていると感じる
北陸・甲信越
- 3・4年前から公演数の増加に伴い、ホールやアリーナ現場で不足がみられる（特に平日公演）。また人員数自体の不足と共に、適正人材の不足が目立つ。特に搬入出作業における適正年齢（20～30代前半の男性）が不足しているように思われる
中部
- 公演数の増加及び発注人数が増加しているため、不足している
- 慢性的に不足している
関西
- 派遣会社に頼んでおり、弊社で不足している状況ではないが、派遣会社の方が人材不足で大変と聞いている
- 只今のところ希望人数は対応していただいている
- 公演が関西地区で重複した際に不足する
- アルバイト派遣会社より、不足していると聞いている
- 人集めに関して、苦労はしているが必要人数が揃わないことは一年間で数回という状況。ただし、派遣会社も自社だけでは揃わないので、協力会社に外注する分、経費は余分にかかっている
中国・四国
- 2014年頃から不足している。特に人が足りない部門は深夜の設営作業（男性）、平日の運営・物販（男女）
九州・沖縄
- 不足はしていないが、2016年あたりから減った感じはする
- 3年前くらいからコンサートの本数が急激に増加して、慢性的に不足している。会場運営だけでなく、仕込みも物販も全てに於いて不足していて、社員の現場の立会いすら出来ない状況が続き、外注でやっとこなしているのが実状
