チケット高額転売反対のキャンペーンで中心的な役割を果たしている野村達矢さんに、問題の現状と今後の展開を語っていただきました。「ACPCと音制連の連絡会議を定期的に設け、情報交換をしながら一緒に取り組んでいます。今後の展開には3つの柱があって、1つは媒体やコンサート会場等でポスターを掲示するなど、チケット転売サイト反対の啓蒙活動の継続。2つ目はネットダフ屋の法規制。東京オリンピック・パラリンピックを間近にひかえ、高額転売の横行は国の恥です。早急な立法化を働きかけていきたい。3つ目は業界公認の安全なチケットリセールプラットホームの確立です」。入場時の本人確認など、お客さんと対応する機会の多いプロモーターから「率直な意見を聞いて課題解決につなげていきたい」と語ってくださいました。
会報誌 ACPC naviライブ産業の動向と団体の活動をお伝えします。