「わがまま対応」も可
札幌に行けば、美味しいものがある。これはツアーに出るすべてのアーティストの不変&共通認識でしょう。逆にいえば、地元をナビゲートする側であるウエスのスタッフにとって、「うまくて当然」のプレッシャーも不変。この重圧を長年見事にはねのけてきたのが「ろばた 大助(おおすけ)」です。新鮮な海産物を焼いてもよし、刺身でもよしの「大助」本店店長・桶寛之さんにお話を伺いました。
桶:ここに店を構えて15年になります。当時はろばた焼きの店は少なかったですが、最近はすすきのにもずいぶん増えました。魚などを炉の炭火で焼いたものも人気ですが、刺身を楽しみにしてくださるお客さんも多いですね。定番といえるのはさつま揚げ、それと今日はご用意できないのですが、ほぐしたカニの身がたっぷり入った毛ガニチャーハンです。料理だけではなく、お酒も美味しいものを地産地消で楽しんでいただきたいですし、打ち上げの時などは他のお客さんと接しなくても済むように気をつけています。
若林:とにかく仕入れをきちんとやっているお店なので、魚が新鮮なんです。あとは通っているうちに、どんどんわがままを聞いてくれるようになったことが大きいですね(笑)。100名単位の打ち上げで貸切にさせていただく場合もありますし、10~80名までどんな席でも深夜まで対応してくれます。